
戦場ヶ原展望台(三本松)目次
- 戦場ヶ原展望台(三本松)について
- 戦場ヶ原展望台(三本松)の見どころ
- 戦場ヶ原展望台(三本松)の周辺
- 戦場ヶ原展望台(三本松)へのアクセス方法
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戦場ヶ原展望台(三本松)について
さあ、今回私が訪れているのは栃木県の日光市です。
日光市と言えば歴史的な建物が多く存在しており、自然が豊かでもあるため屋外での自然と触れ合うことのできる観光スポットが数多く存在しています。
そして日光市と言えばみなさんご存知の「日光東照宮」ではないでしょうか。
「日光東照宮」は世界遺産にも登録されている「日光の社寺」の中でも最も有名なお寺となっており、あの400年も続いた江戸幕府を切りひらいた徳川家康が祀られているのです。

建物自体がとても豪華で作られており大迫力のあるものとなっていて、現在建てられている社殿群のほとんどが3代将軍・徳川家光によって作られたものとなっています。
境内にはなんと55棟もの建造物が並んでおり、そのうち8棟が国宝に指定され34棟が重要文化財となっているのです。
この指定数には私も驚きでした。
この「日光東照宮」は日光市というか栃木県内でもっとも有名な観光スポットとなっており、1年を通し多くの方が訪れています。
そんな今回は「日光東照宮」に続く有名観光スポット第2位に輝いた「戦場ヶ原展望台(三本松)」に遊びに来ています。
みなさんこの「戦場ヶ原展望台(三本松)」はご存知でしょうか。
展望台の下には「戦場ヶ原」があり、そこからこの展望台まで遊びに来ることができます。
ここで「戦場ヶ原」といった名前の由来ですが、みなさんはどのような想像をしますか?
私はてっきり戦国時代などに大名たちが争った場所かと思っていました。
「関ヶ原の戦い」のように大名が争いその歴史が伝えられこの名前になったのだと。
ですが、この「戦場ヶ原(三本松)」は全く違ったものでした。
ここで戦ったのはなんと人間ではなく自然界のもので神話が関係してくるのです。
それは大昔のお話になりますが、山の神々たちがこの湿原で争いを繰り広げていたのです。
そのことから、この「戦場ヶ原(三本松)」という名前で呼ばれるようになりました。
その争いとは、この周辺にある「中禅寺湖」といって日本百景にも指定されている湖があるのですが、その「中禅寺湖」をめぐっての争いとなっていたそうなんです。
ここから見える栃木県の男体山の神と群馬県の赤城山の神がそれぞれ姿を変え争いをしていたのだとか。
その姿とは男体山の神が大蛇になり、赤城山の神は大百足になり壮大な戦いが繰り広げられていたそうなんです。
戦いの決着はなかなかつきませんでしたが、勝利は男体山の神の手に渡りました。
そしてここから見える「中禅寺湖」は男体山の神のものとなり大昔から領有権が渡ったのです。
あくまでも神話の中のお話ですが、とてもおもしろく古くから今現在もこうして言い伝えられているので、日本の神話はみなさん大切にされているのだなと感心してしまいます。
そんな争いが繰り広げられた「戦場ヶ原(三本松)」を一望することができるのがこの「戦場ヶ原展望台(三本松)」です。
展望台は1年中無料で遊びに来ることができ、展望台に来るには三本松園地駐車場に車を停めるのがおすすめです。

この駐車場にはお土産どころやお食事処もあるのでここでもゆっくり過ごすことができます。
展望台にはトイレがないのでここで済ませていくといいでしょう。
ちなみにこのお食事処で人気のメニューはお蕎麦だそうです。
涼しい土地でさっぱりとしたお蕎麦はのど越しがよく食べ進めることができます。
もしお時間のある方はこちらにも寄っていただきたいです。
ですが、日によっては人気なので午前中のうちに完売となってしまうことも多いのでお早目の時間帯にお越しいただくことをおすすめ致します。
さあ、車を停めたら反対側の道路に渡りそこが展望台に行く入口となっています。
進んで行く道は両脇に木々があり少し不安かもしれませんが、しっかりと舗装されているのでご安心くださいね。
歩く距離はとても少ないです。すぐに進んで行くと柵で囲まれたこの展望台に到着します。ここからの景色はとても素晴らしいです。展望台のこちらにはベンチもいくつか完備されているので、到着してからものんびり・ゆっくりと景色を見て楽しむことができます。
周辺の山々からマイナスオンを多く感じとることができます。そして、見晴らしがとても良く済んだ空気を全身で感じることができます。またここから見える「戦場ヶ原」にはハイキングコースも完備されています。
どこまでも続く草原の中にしっかりと木道が整備されていて、済んだ空気を感じながら散策することができるのです。
標高も高く今の季節にはハイキングをしている方が多く展望台まで歩いて来る方もいるのです。
私も趣味が登山なので次回は是非ハイキングでここまで歩いて来ようかなと思っています。
古くから神話の世界のお話として有名となっていた「戦場ヶ原」ですが、このお話を聞いたあとにぜひお越しいただきたいです。
ここで争いが繰り広げられていたのかときっと少し見る目が変わり観光することができると思います。
今からの季節、秋の紅葉とともにここに来て素晴らしい景色を実感していただきたいです。
戦場ヶ原展望台(三本松)の見どころ

この「戦場ヶ原展望台(三本松)」は大自然の中に囲まれた中にあるため、まずは自然の環境を全身で体験していただきたいです。
見渡す限りに広がる山々はとても素晴らしくリフレッシュでき、普段の生活を忘れてしまうことができます。
ここには仕事の疲れなどで疲れ切った体や心を癒しに来る方が多く、自然からマイナスイオンをもらうことができます。
パワースポットとしても最近では注目を集めています。
そして数多くの植物があるため1年を通し木々たちから四季を感じることができます。
特におすすめなのが6月中旬から8月上旬にかけて咲き誇るワタスゲやホザシキモツケです。
ワタスゲは白いふわふわとしたタンポポの種の状態のような花で辺り一面に咲き誇る姿はとても可愛らしいです。
緑一面の中に白いふわふわ状の花が広がりなんだか心温まる景色を見ることができます。
またホザシキモツケといった花は濃いピンク色の花となっておりこちらも美しい景色となっております。
そして紅葉の季節にはまた違った景色を見ることができます。
標高が高いので葉っぱたちが赤く染まる時期も少し早く、見ごろは9月下旬から10月上旬となっています。どちらの季節も多くの方がこの場に訪れ、カメラを片手にたくさんに人でにぎわっています。また最もおすすめしたいのはこの「戦場ヶ原展望台(三本松)」から見ることのできる星空です。

ここからの星空の景色は天体写真家の中でも有名で誰もが認める美しさともなっている星空スポットなんです。
標高1400メートルもの高さに位置しているので、普段生活している地上よりもはるかに星空を近く感じることができます。
まさに手を伸ばすと届くような場所のように思えます。
周辺には高い建物や明るい光などが一切ないので、思い切りこの星空の美しさを感じることができます。
その景色はまさに満点の星空であり、空いっぱいに宝石が散りばめられている状態となっています。
ペルセウス座流星群から夏の三大角形もはっきりと見ることができ、多くの方がこの「戦場ヶ原展望台(三本松)」に訪れています。
これからの季節は寒くなり空気がもっと澄みだしより一層星空が綺麗に見えることでしょう。
是非一度ここからの宝石のような星空を体験していただきたいです。
また、ここは標高が1400メートルに位置しているので地上と比べると肌寒くなっています。
今の季節でも冬は少し寒く感じてしまいますのでこれからの季節は必ず余分に上着を1枚お持ちください。
じっと星空を見ていると体が冷えてしまうので、十分いご注意くださいね。
戦場ヶ原展望台(三本松)の周辺
この「戦場ヶ原展望台(三本松)」は大自然の山に中に存在しているので周辺には、お買い物やグルメを楽しむといった観光スポットは残念ながらございません。
ですが、大自然の中だからこその体験のできるものが数多くあるのです。
少し車を走らせて距離でいうと約7キロほど離れていますが、「華厳滝」にたどり着くことができます。

この滝はなんと日本三大名瀑の一つとして指定されていて高さ97メートルの岩壁を一気に落ちる様子を見ることができるのです。
この滝の迫力はとてもすごいです。近くなると滝が地面に叩きつけられる音とともに水しぶきを全身で感じることができ、近くで見たら感動してしまいます。
今までこんな滝を見たことがない!と滝の概念を覆してくれます。
周辺一帯は夏でもとても涼しくなってて涼みに来る方も多く見られます。
そしてこの滝の周辺には「中禅寺湖」とった湖があります。
この湖は今から約2万年前に男体山が噴火してできた湖となっており、この素晴らしい景色のため日本百景に選定されているのです。
この湖からは周辺の山々を望むことができ、キャンプ場なども完備されているため多くの方でにぎわっています。
是非、日光まで来たらこのような自然界の中で思いきり楽しんでいただきたいなと思っております。
戦場ヶ原展望台(三本松)へのアクセス方法
では今までご紹介してきました「戦場ヶ原展望台(三本松)」への気になるアクセス方法をお伝えいたしますね。
この「戦場ヶ原展望台(三本松)」は先ほども述べたように標高1400メートルに位置しています。
周辺は山々に囲まれていますし、アクセス方法はバスか自動車での移動になります。
では公共機関のバスを利用した際ですが「JR日光駅・東武日光駅」からバスに乗り東武バス湯元温泉行で約1時間10分の道のりとなります。
山道の中をバスに揺られていくので車酔いをしやすい方はお気をつけくださいね。
そのあとは「三本松」という駅で降りてすう到着することができます。
バス停で降りたあとは歩く時間は全くないと言っても過言ではありません、すぐに展望台が開かれているのでそのまま到着できます。
次に自動車でのアクセス方法ですが、日光宇都宮道路清滝ICから国道120号を経由し約40分ほど車を走らせるとこの展望台に到着することができます。
山道となっていますが、ドライブ好きの方はご自身での運転をおすすめいたします。
専用の駐車場も完備されており役200台ほど停めることができるので安心できますね。
また山道の中は道の狭い部分もあったりするので、スピードの出し過ぎやすれ違いなどに十分お気をつけください。